【キノコ取り名人】
採取 編
「いやー僕キノコ取りって始めてなんですよ。今日はよろしくお願いしますね」

「うむ、任せておきなさい。キノコ採り歴35年のこのワシが、今日はみっちり教えてやるでな」

「いやー、そう言ってもらえると心強いです。あ、さっそくあんな所にキノコがありますよ!」

「おお、どれどれ……ふむ、これは食べられるキノコだぞ」

「そうですか! で、なんという名前のキノコですか?」

「む、名前とな?」

「はい、教えてください」

「うーむ、これは……アレだな、シイタケ的な……」

「は……?」

「とにかく食べられるぞ、間違いない」

「そ、そうですか……」

「お、ホレ見てみるがいい、あっちにもあるぞ! よくわからんがたくさん生えておる! さあ行くぞ!」

「はあ……なんか、怪しい色や形のものもありますが、大丈夫でしょうか?」

「任せろ、キノコ採り歴40年のワシがおれば百人力じゃ!」

「あの、さっきはキノコ採り歴35年って言ってませんでした?」

「そうじゃったか? では5年はサービスじゃ! 今日は大量じゃぞ! 今夜はキノコ汁食べ放題じゃ! うほほー♪」

「……本当に大丈夫なのかなぁ……」