【キノコ取り名人】
調理 編
「……この前はキノコ汁を食べた後、3日間は笑いが止まらなくて大変でしたよ」

「うむ、あれはワシもびっくりじゃった! すまんかったな、ほれ、弘法も筆の誤りってやつじゃ!」

「今日は大丈夫なんでしょうね?」

「おお、任せておけ! 今日は厳選して安全安心かつ、味もとびきりなのを前もって採取しておいたぞ!」

「……本当に大丈夫なんですね?」

「なんじゃその疑いの眼差しは! キノコ採り歴50年のワシを信じろ!」

「この前は信じてエライ目にあったんですが……また自称のキノコ採り歴も増えてるし……」

「さあ、それはさておき、早速調理を始めるぞ! これは焼くと美味いんじゃ! こっちのは煮ると絶品じゃぞ!」

「って、いきなり始めちゃってるし。確かに香りは美味しそうな感じですけど……」

「うむうむ、そうじゃろうとも! ほれ、これなんか生で食っても甘くて美味いんじゃぞ!」

「なるほど……香りを嗅いでいたら、僕もなんだかだんだん楽しくなってきました! 手伝います! じゃんじゃん食べましょう!」

「よーし、その意気じゃ! 今日はとことんキノコ尽くしじゃー!」

「おー!」


──そしてこの後、2人は1週間ほど笑いながら踊り続けたそうな。