【怒りっぽい彼女】
その3 編
「まったく、あのラストはないわよねー。B級もいいところだわ、ホント」

お気に入りのホラー映画を堪能した彼女は、口では文句を言いながらも、機嫌は良さそうだった。

実は結構なB級ホラー好きなのだ。

僕の方は……そうでもないのだけれど。

僕達はしばし並んで歩いて、馴染みの喫茶店に入った。

2人で映画を見た後の、お決まりのコースだったりする。

「少し小腹がすいちゃったな。飲み物はワリカンでいいから、何か軽くつまめるもの、おごってよ」

「うん、いいけど……」

さて、何を注文しよう?

飲み物と軽食のメニュー、そしてそれらの値段を見ながら、僕は最適な組み合わせを考えるのだった。