【一人暮らしのエレジー】
ゴミ出し 編
「……これは、だめだ」

休日前の週末。珍しく早い時間に自分のアパートに帰ってきた僕は、自分の部屋を見渡して、思わずつぶやいていた。

ゴミだ。

ダイレクトメールや宅急便の空き箱、何かを買った時の包み紙、カップ麺やコンビニ弁当の空き容器、各種飲み物の空き缶やペットボトル……等々が部屋の中に散乱している。

さらにその上や隙間に、脱ぎっぱなしの服や読みかけ、あるいはまだ読んでいない雑誌や本、DVD、会社の書類なんかが積まれている。

最近仕事が忙しくて掃除もご無沙汰だったが……あらためて見ると、ヒドイ。ゴミ屋敷とまでは言わないが、立派にその予備軍だ。

このままでは、いけない。

──片付けなくては!!


ちょうど明日は休日で、予定もない。悲しいくらい、なにもない。

だからこれから掃除をする。よし、決定。

僕はそう決めると、早速ゴミ袋を引っ張り出してきて、ゴミの日も確認した。


燃えないゴミは、スチール缶、アルミ缶、ビン類、プラスチックに分類する必要がある。そしてそれらの収集日も、全部違うのだ。

燃えるゴミ、燃えないゴミとその分別、あとは服や本の片付けもしないといけないが、さすがに今日明日で全部は終わりそうもない。ゴミの収集日に合わせて日毎にゴミをまとめ、同じ日に積んである物いずれかの片付けをするのが効率的だろう。

僕はカレンダーを見ながら、掃除の日程を考えるのであった。